プラットフォーム更新履歴

バージョン 3.0:NEQTO.ai が自律型オペレーショナルインテリジェンスプラットフォームへ

2026年9月22日

このリリースは、NEQTO.ai が自律型オペレーショナルインテリジェンスプラットフォームへ進化したことを示すものです。少ない設定で、デバイスデータをダッシュボード、レポート、そして答えに変えられます。NEQTO.ai 3.0 では、日常の作業に AI によるガイダンスが加わり、アラートの調査も支援します。デバイス全体の状況を確認・共有する方法も増えました。

AI アシスタントとガイド付きセットアップ

各ステップをアシスタントが支援し、目的の操作により早くたどり着けます。

  • NEW ガイダンス付きで始める:新しいウェルカムパネルで、やりたいことを選ぶか、質問を入力します。ガイド付きセットアップが、デバイスの接続、オンラインデータの取り込み、シミュレーションの試用を支援し、途中でもヘルプを利用できます。
  • NEW AI でダッシュボードを作成:デバイスを選ぶと、アシスタントがダッシュボードを提案します。提案されたウィジェットを確認し、プランを調整して、用途に合ったビューを作成できます。新しいデバイスがデータの送信を開始したときに、次に何をすべきかの提案も表示されます。
  • NEW 必要なことを言葉で伝える:アラート、ウィジェット、連携、レポート、シミュレーターの設定を、普通の言葉で下書きできます。アシスタントが詳細を補完しながら、お客様の編集内容を保持します。内容を確認して保存してください。ウィジェットやアラートの計算式の作成も依頼できます。
  • NEW 会話を続ける:アシスタントは、お客様が共有を選んだ設定や好みを記憶できます。Web 検索が有効な場合は、確認のうえで検索を提案し、回答の根拠となる情報源も表示します。

アラート

何が起きたのかを把握し、アラートの送信先を正確に確認できます。

  • NEW 状況を踏まえたアラート調査:アラート発生前の測定値、考えられる原因、次に確認すべき項目を確認できます。アラート履歴や通知から調査を始め、調査結果をイベントと一緒に保存して今後の参考にできます。
  • NEW 送信アクションを 1 か所で確認:アラートをきっかけに送信されたデータの送信先と、最新の結果を確認できます。メッセージは送信せずにプレビューできるほか、テストメッセージを送って宛先を確認することもできます。
  • わかりやすくなったアラート設定:更新されたエディターが、アラートの詳細、条件、通知、送信メッセージを別々のタブに整理します。これまで「アラートとアクション」だったメニュー項目は、「しきい値アラート」になりました。

レポート

必要な情報を、必要な相手へ自動的に届けます。

  • NEW スケジュールに沿ってレポートを共有:1 回限りのレポートを作成するか、メール配信をスケジュールできます。チームが必要とするデバイスと情報を選び、結果を PDF または CSV 形式で共有します。レポート履歴では、配信状況の確認や過去のレポートの再確認ができます。

マップと可視化

デバイスの場所と状態を、より多彩な方法で確認できます。

  • NEW マップで見られる情報が増えました:デバイスを世界地図上に表示できるほか、刷新されたフロアプランマップで有効なアラートを見つけられます。ピンをドラッグして配置し、ビューを絞り込み、マップを離れずに測定値を確認できます。
  • トラッキングマップの改善:位置座標に計算式を使用でき、無効な位置情報には警告が表示されます。トラッキング情報は PDF または CSV にエクスポートできます。全画面表示でも、マップの操作と凡例が使いやすくなりました。

連携

  • NEW ビルのエネルギーデータを接続:ENERGY STAR Portfolio Manager の物件データを、ガイド付きの接続手順で NEQTO.ai に取り込めます。

日常的な改善

  • より便利になったデバイス情報:接続モニタリングが、連携先がデータを収集する頻度をより正確に反映するようになりました。メッセージがわかりやすくなり、不完全なインポートやマッピングの問題を見つけやすくなりました。デバイスの詳細では、ファームウェア名とバージョンが別々に表示されます。
  • より一貫性のあるインターフェース:コントロール、ダイアログの余白、モバイルレイアウトを更新し、日常の操作がしやすくなりました。アシスタントでも、日本語テキスト、キーボード操作、スクリーンリーダー対応が改善されています。

バージョン 2.5:天気データ、ライブトラッキングマップ、PDF レポート

2026年8月25日

このリリースでは、ダッシュボードにリアルタイムの天気情報が加わり、リアルタイム GPS トラッキングマップと、より豊富なグラフの種類を追加しました。ダッシュボードを見やすい PDF レポートとしてエクスポートでき、データの取り込みも大幅に柔軟かつ堅牢になりました。

連携とデータ取り込み

より多くのデータソースに接続し、柔軟にデータを取り込み、届いているデータを正確に把握できます。
  • NEW 天気連携:ライセンスを受けた商用天気 API を基盤に、リアルタイムの天気データを標準の連携として取得できます。継続的な取得も安定して動作します。
  • 柔軟な MQTT トピック:MQTT エンドポイントが、NEQTO 標準のトピック構造に加えて、対応するベンダー固有の形式も受け付けます。トピックテンプレートでデバイスの識別情報を抽出し、ブローカーの認証情報により各メッセージを正しいエンドポイントに紐付けます。
  • リアルタイムの取り込みフィードバック:データソースとデバイスのページで、受信したペイロードが届いた時点で表示され、受理されたか拒否されたかがわかります。
  • 連携の状態がより明確に:接続テストで、認証情報の拒否、無効な認証情報を受け付けるエンドポイント、完了できなかったチェックを区別して表示します。無効化された連携には、無効になった理由も表示されます。

可視化とダッシュボード

新しいウィジェットとグラフの種類が加わり、表示の細かな調整もできるようになりました。
  • NEW トラッキングマップ:GPS を送信するデバイスを Google マップ(地図、航空写真、ハイブリッド、地形)上にリアルタイム表示します。各デバイスの軌跡を、通常の線、点、時間によるフェード、速度ヒートマップのいずれかで描画でき、デバイスごとの速度と進行方向も表示されます。
  • NEW ダッシュボード PDF レポート:選択したダッシュボードのウィジェットを、縦向きまたは横向きの PDF としてエクスポートできます。サマリーまたは詳細セクション、レポートのメタデータ、グラフ、統計、表を含められます。
  • NEW デバイスリストウィジェット:デバイスを一覧表示するダッシュボードウィジェットです。すべての読み取りでアプリケーション単位のアクセス制御が適用されます。
  • NEW アラートリストウィジェット:アラートの動きをひと目で把握できるダッシュボードウィジェットです。
  • NEW ファンチャート:信頼区間付きのクライアント側予測で、今後の値がどの範囲に収まりそうかを可視化します。
  • NEW 分布チャート:箱ひげ図とバイオリン図スタイルの分布モードで、データのばらつきを把握できます。
  • NEW 関連ダッシュボード:デバイスとデバイスシステムの画面で、選択したデバイスまたはシステムを使用しているすべてのダッシュボードを検索できます。デバイス数とウィジェット数を表示し、子システムを含めることもでき、該当するダッシュボードを直接開けます。
  • 8 種類のゲージスタイル:ゲージウィジェットが、クラシック、プログレス、数値付き、フル、スピードメーター、セグメント、リニア、タンクの 8 つの形式に対応しました。ダイヤルよりタンクやリニアバーのほうが見やすい場合に使い分けられます。
  • XY チャートの高度な計算:各軸に独自の数式とライブプレビューを設定できるようになり、他のグラフウィジェットの計算エディターと同等になりました。
  • XY チャートの編集性向上:拡大表示のままデータポイントと日付範囲を調整できます。デバイスを選択する前に、代表的な X/Y のペアデータをプレビューすることもできます。
  • グラフの凡例と軸の改善:凡例の名称と順序が、設定したデータポイントに従うようになりました。ホバー時にはソース名の全体が表示され、ラベルが空の場合は XY チャートの未使用の軸余白が取り除かれます。

アラート

本当に重視する値でアラートを出し、イベントを必要な場所へ送信できます。
  • NEW 計算値によるアラート:計算値に対してアラートのしきい値を定義でき、評価履歴に記録されます。作成中は、1 件の測定値から数式をプレビューできます。
  • NEW アラートペイロードプッシュ:アラートイベントを、設定したエンドポイントへエンドツーエンドでプッシュします。エンドポイントごとのスロットリングにも対応しています。スロットルを 0 に設定した場合は、すべてのプッシュを止めるのではなく「スロットルなし」として扱われます。
  • 範囲を限定した一括削除:日付範囲によるアラートイベントの削除が、現在のアラートフィルターの範囲内に限定されました。一括削除が画面に表示されている範囲を超えることはありません。

デバイスと組織

大規模なデバイス群を整理し、ステータスの変化をリアルタイムで確認できます。
  • NEW デバイスシステム(v1):機械、部屋、ビル、サイトのデバイスと関連ダッシュボードを名前付きのシステムにまとめて、実用的なデジタルツインを構築できます。ビジュアルなシステムマップが、現実の資産のつながりを反映します。Web アプリと API から、設備とそのライブデータを 1 か所で操作できます。
  • デバイスステータスのライブ更新:オンライン/オフラインの変化が、ページを再読み込みしなくても画面に反映されます。

信頼性と修正

  • Ask AI とタグ:Ask AI が、空白やプロパティの順序が異なる場合でも、JSON または配列型のタグを検索・更新・削除できます。タグが存在しない場合と、値や型が一致しない場合も区別します。同じキーを複数のタグが持つ場合でも、タグを参照するアラートのしきい値は正しいタグに紐付けられたままです。
  • よりスマートなデバイス接続:より多くの MQTT トピックとペイロード形式を認識・正規化できるようになり、デバイスをより早くオンラインにできます。データが流れているか、対応が必要かを示すライブのステータスメッセージもわかりやすくなりました。
  • マップチャート:ズーム、パン、サイズ変更の後も、ピンの操作と情報パネルが引き続き使えます。
  • 初回読み込みの高速化:スタートウィザードで作成したアプリケーションとデバイスの接続アイコンが、ページを更新せずにすぐ反映されます。

セキュリティと信頼性

プラットフォーム全体で、さまざまなセキュリティとパフォーマンスの強化を行いました。
  • セッションの継続性:トークンのローテーションでは、ローテーション対象のトークンのみが置き換えられます。一時的な更新の失敗ではローカルセッションが保持され、連鎖的なログアウトや繰り返しのログイン画面への遷移を防ぎます。
  • アプリケーションスコープの適用:デバイス操作と接続アラートのルートで、対象デバイスが有効なアプリケーションに属しているかを確認します。範囲外のデバイスは「見つかりません」と表示されます。
  • 競合レスポンスの非公開化:外部 ID の重複による競合が発生しても、有効なアプリケーション外のデバイス名は公開されません。無効化されたデバイスに関する競合では、エラーではなく制御されたレスポンスを返します。

バージョン 2.4:連携機能、カスタムウィジェット計算、型付きタグ

2026年7月15日

このリリースでは、NEQTO.ai が外部システムとつながり、ウィジェット内に本格的な計算エンジンが搭載されます。タグにも実際のデータ型が加わり、ダッシュボードとアラートの全体で再利用できます。ダッシュボードの操作性も、よりスマートですっきりしたものになりました。

連携:外部システムからデータを取り込む

カスタムのパイプラインを構築しなくても、すでにお使いのサービスからデータを取得できます。
  • 連携:外部サービスに接続してサンプルを取得すると、AI がフィールドのマッピングを提案します。内容を確認すると、デバイスが自動的に作成されます。
  • 4 ステップのガイド付きウィザード:接続から確認まで、4 つの画面で設定を案内します。
  • 安全な認証:確立された OAuth 標準を使い、お客様に代わって安全に接続を認証します。
  • スケジュール取得またはオンデマンド取得:定期的なスケジュールでデータを取り込めるほか、必要なときにいつでも「今すぐ取得」を実行できます。

タグ:実際のデータ型に対応

タグは単なるラベルから、プラットフォーム全体で参照できる、型付きで再利用可能な値へと進化しました。
  • 型付きタグ:タグに実際のデータ型(テキスト、数値、整数、真偽値、リスト、構造化された値)を持たせられるようになり、各型に対応した編集ができます。
  • ウィジェットとアラートでのタグトークン:ウィジェットのラベルやアラートのしきい値に、{{tag.key}} という簡単なトークンでタグの値を直接挿入できます。しきい値では型チェックも行われます。
  • AI によるタグ管理:Ask AI に、タグの読み取り、作成、編集、削除を依頼できます。それぞれにインラインの確認ステップが入ります。
  • タグの一括作成:貼り付けたテキストまたは CSV から、タグを一括で作成できます。

可視化とダッシュボード

データの計算方法と表示方法の自由度が高まり、ウィジェット全体の使い勝手もすっきりしました。
  • 高度なウィジェット計算エンジン:デバイスの属性データを変換する独自の計算を、ウィジェット内で直接組み立てられます。ツールバー、テンプレート、変数を備えたエディターで、必要な数式を簡単に表現でき、結果はリアルタイムで表示されます。
  • XY/散布図チャート:ある属性と別の属性の関係(X 対 Y)を示す新しいグラフの種類です。凡例名のカスタマイズ、軸ラベルの設定に対応し、設定画面のレイアウトは標準のグラフエディターと同じです。
  • ウィジェット操作性の改善:コントロールはホバー時に表示され、使わないときは隠れます。ドラッグハンドルがわかりやすくなり、拡大/ズームボタンも追加されました。ウィジェットの説明は各タイトルの下に表示され、エディターと画像マップのモーダルにはドキュメントへのリンクが組み込まれています。
  • このウィジェットについて Ask AI に質問:新しいボタンから、ウィジェットに対応したプロンプトが入力済みの AI チャットを開けます。
  • 数値表示のカスタマイズ:ゲージ、ラベル、テーブルの各ウィジェットで小数点以下の桁数を指定できます。切り上げ、切り捨て、丸めなしも選べます。
  • グラフラベルのカスタマイズ:グラフウィジェットに独自のラベルを設定できます。

デバイスとデータ取り込み

対応ハードウェアが広がり、デバイス管理の流れもよりスムーズになりました。
  • EnOcean 対応の拡充:ティーチインのない RPS デバイスを含め、より多くの EnOcean Equipment Profile(EEP)に対応しました。プロファイルの選択が簡単になり、月ごとの送信回数のレポートも改善されています。
  • 自動更新されるテーブル:追加ウィザードの完了後に、デバイスとエンドポイントのテーブルが自動的に更新されます。

信頼性と修正

  • 正確な CSV エクスポート:エクスポートが表示中の時間範囲と正確に一致するようになりました(以前は 1 時間ずれていました)。拡大エクスポートも、表示範囲とファイル名の時刻に一致します。
  • CSV の文字エンコーディングの修正:ダウンロードした CSV ファイルで、文字化けが発生しなくなりました。
  • アカウント単位の属性編集:オーナー以外のユーザーも、属性の表示名と単位を編集できるようになりました。
  • より安全なデータプッシュのプレビュー:データプッシュエディターのプレビューが、実際のデバイスへのプッシュを誤って実行するおそれがなくなりました。プレビューは何も実行しません。
  • 大規模環境でのリアルタイムプッシュ:「No active clients」エラーを解消し、複数インスタンスにスケールしても WebSocket プッシュが安定して動作します。
  • レート制限のフィードバック改善:通知に残り秒数が表示され、文言もわかりやすくなりました。
  • ウィザードの初期設定の改善:アプリケーション追加ウィザードの初期値が、すべてのオプションを有効にしたスマート環境になりました。
  • ウィジェットとグラフの修正:保存時のウィジェットエラー、X 軸でのグラフ最大ポイント数の動作、単一ステータスおよびラベルウィジェットでズーム時にテキストサイズが崩れる問題を修正しました。

セキュリティ強化

  • プロンプトインジェクション対策:AI が支援するコンテンツにおけるプロンプトインジェクションの試みに対する保護を追加しました。
  • 堅牢なデータプッシュ:恒久的な失敗時の自動無効化、安全でないワイルドカードの公開トピックの拒否、サイズが大きすぎる、または不正な形式のペイロードへの保護を備えています。

バージョン 2.3:データプッシュ、ウィジェット計算、よりスマートな AI 分析の導入

2026年6月23日

今回のアップデートでは、AI 分析に強力な新機能を追加し、ダッシュボードをより細かく制御できるようになりました。アラートのワークフローにも、ご要望の多かった柔軟性が加わります。

AI チャットボットと分析のアップグレード

「Ask AI」アシスタントと分析エンジンが大幅に賢くなり、説明的なテキストの提示にとどまらず、課題解決に能動的に取り組めるようになりました。
  • チャット内での計算:平易な言葉(例:「先週の平均効率はどのくらいでしたか?」)で、AI チャットボットに派生的なインサイトを尋ねられるようになり、計算結果がそのままチャット内に表示されます。
  • カスタム属性の関係式:異なる属性間の数式や関係を定義して、高度な分析やカスタムのグラフ値に活用できます。数値データポイントと算術演算子を組み合わせて、ウィジェット計算を作成できます。
  • 日付と時刻の処理を改善:チャットボットの回答に、明確な日付と、地域に合わせた相対時刻が含まれるようになりました。

デバイス、エンドポイント、データ取り込み

大規模なハードウェア群の管理が、よりシンプルかつ安全になりました。
  • 新機能:データプッシュ NEQTO.ai サーバーから、接続されたデバイスエンドポイントへ、任意のペイロードをリアルタイムで送信します。コマンドやデータをデバイスへ必要なときに届けるために使えます。MQTT または WebSocket プロトコルを使用するエンドポイントでのみ利用できます(HTTP/HTTPS エンドポイントはプッシュを受信できません)。
  • 対応ハードウェアの拡充:EnOcean Equipment Profile(EEP)への対応が広がり、より多くのデバイスタイプに対応しました。MQTT ワーカーの安定性も向上し、データ取り込みがよりスムーズになります。

可視化とダッシュボード

データの可視化をより細かく制御できるようになり、特殊なケースで発生していた表示の不具合も解消しました。
  • ステータスウィジェットの更新:ゲージ表示の設定オプションが拡充されました。また、単一ステータスと複数ステータスの表示オプションとして、円グラフとドーナツグラフが加わり、デバイスの状態をひと目で読み取りやすくなりました。
  • マップウィジェットの強化:マップデータがウィジェットへ、より確実に変換されます。マップのピンは、アラートの重要度に応じて動的に色分けされます。
  • ウィジェット計算:デバイスデータのウィジェットで、デバイス属性間の簡単な算術に基づいてデータを変換できるようになりました。
  • UI の改善:ダッシュボードの全画面表示とズームの動作を修正しました。ラベルチャートの長いテキスト値が、コンテナからはみ出さなくなります。
  • データプッシュウィジェット:データプッシュウィジェットを、ダッシュボードに直接追加できるようになりました。フォームレイアウト(任意で初期値を入れておき、任意のデータをその場で入力して送信)と、ボタンレイアウト(事前設定した最大 4 つのコマンドをワンタップで実行)から選べます。

強力な新しいアラート機能

このリリースから、アラート改善のフェーズ 1 が始まり、通知を受け取る方法とタイミングを、これまでより細かく制御できます。
  • 「いずれにも該当しない」(NOR)ロジック:指定した条件のいずれにも該当しない場合にのみ発動する、高度なアラートを作成できます。単一の条件には、すばやく切り替えられる「否定」トグルも用意されています。
  • アラートのミュート:アラート通知を全体でミュートし、アプリケーション単位で例外を設定できます。
  • 豊富なアラートメタデータ:アプリケーション名、エンドポイント、タグ、カスタムメモを通知に添付して、アラートに詳しい背景情報を加えられます。
  • 独立した通知とライブフィード:異常検知と接続の通知それぞれに、独立した通知間隔を設定できます。これらのイベントでの通知頻度を個別に調整できます。

アプリケーション単位のシミュレーター

シミュレーター環境をご利用のチーム向けに、グローバルな表示から、より整理された独立したワークスペースへ移行しました。
  • アプリケーションごとのアクセス:シミュレーターは個々のアプリケーションに安全に紐付けられ、デモエンドポイントの選択機能を備えた専用のサイドバー項目から利用できます。
  • カスタムフィールド:型付きの入力で、カスタムのデバイスフィールドを安全に追加・編集・削除できるようになりました。

ドキュメントとアカウントのセルフサービス

  • アカウント名の変更:アカウント管理者が、コンソール上で直接アカウント名を変更できるようになりました。この変更は請求プロファイルにも自動的に反映されます。
  • ユーザーガイドの刷新:アラート、Ask AI、マップ、デバイス、シミュレーター、データプッシュ、ウィジェット計算に関するユーザードキュメントをすべて更新し、新しい UI に合わせたスクリーンショットに差し替えました。

バージョン 2.1:コンテキストを理解する AI、内蔵デバイスシミュレーター、スマートダッシュボード

2026年6月3日

AI アシスタント

  • 回答の創造性を調整可能 — チャット設定の新しい温度スライダー(0.0~2.0)で、アシスタントの回答をどれだけ的確にするか、探索的にするかを調整できます。
  • コンテキストを理解する支援 — アシスタントがページを認識するようになり、表示中の画面とデータに合わせた回答や提案を行います。
  • プロンプトの提案 — コンテキストに応じた質問が提案されるので、すぐに使い始められ、アシスタントでできることも見つけられます。
  • AI 生成グラフの改善 — Y 軸の範囲選択が賢くなり、より読みやすいグラフになりました。AI のマルチステータスグラフでは、円グラフとドーナツグラフも選べます。
  • わかりやすく一貫した言葉づかい — チャットボットの返信で、「データタイプ」だった用語が「属性」に統一されました。
  • AI エンジンのアップグレード — 最新の Gemini モデルへ移行し、スキーマ検証済みの応答により、より速く信頼性の高い回答を提供します。
  • チャット履歴の再設計 — サイドバーから過去のセッションを閲覧して開き直せます(従来のアーカイブ方式を置き換え)。ウィジェットエディターの動作もよりスムーズになりました。
  • AI 分析インサイト — 表示中のアプリケーションに絞り込まれるようになり(アカウント全体ではなくなりました)、期間比較と、よりわかりやすい推奨事項が加わりました。

ダッシュボード、グラフ、ウィジェット

  • 新しいグラフの種類 — 割合を示すデータ向けに、円グラフとドーナツグラフのウィジェットを追加しました。
  • ゲージの最小値 — ゲージウィジェットに最小値を設定し、正確なスケーリングができます。
  • スペーサーウィジェット — スペーサーを追加して、ダッシュボードのレイアウトをきれいに整えられます。
  • レイアウトの自動保存 — ダッシュボードのレイアウト変更が、バックグラウンド処理で自動保存されるようになりました。
  • ウィジェットサイズの改善 — ウィジェットの最小サイズを見直し、ダッシュボードがすっきり整います。
  • ウィジェットグリッドの改善 — 高度なレイアウトに対応するようグリッドレイアウトを強化し、ゴーストプレビューも表示されます。
  • 変更履歴 — ダッシュボードの変更が履歴に記録され、元に戻す/やり直しに対応しました。
  • タブの並べ替え — タブを並べ替えられ、全画面モードでもその順序で移動できます。
  • 全画面表示の領域を拡大 — 全画面モードでコントロールが自動的に隠れ、余白も減ります。

アラート

  • 通知先の選択 — 各アラートを受け取るメールアドレスを選べます。
  • ロック状態の可視化 — アラート一覧に、ロック/ロック解除の状態とロックされた日時が表示されます。
  • より賢い初期設定 — 新しいアラートは「タイマーでロック解除」が初期値になります。
  • より正確なアラート評価 — アラート条件のチェックで、ロックおよびロック解除の期間前後の測定値が(受信時刻を使って)正しく処理され、誤検知や古い情報によるトリガーが減ります。
  • アラート履歴の管理 — アラートイベントを削除できます。日付範囲でのフィルタリングにも対応しています。

リアルタイム更新

  • ライブ環境メトリクス — 温度、湿度、CO2 が、分析画面でリアルタイムに更新されます。
  • 全体でライブデータ — アラート履歴、デバイス一覧、マップ、通知件数が、定期的なポーリングではなくライブイベントで更新されるようになりました。

デバイスと連携

  • 接続状態のメール通知 — デバイスがオフラインになったときに通知を受け取れます。新しいデバイス接続設定画面から設定できます。
  • EnOcean 対応の拡充 — EnOcean EEP への対応が広がり、より多くのセンサータイプが自動的に認識・デコードされます。
  • 新しいデバイスベンダー — IMBuildings と Pressac のデバイスに対応しました。
  • デバイス接続がより簡単に — エンドポイント作成に接続ヘルパーと新しいウィザードの流れが加わり、デバイスの自動作成やシミュレーターの起動もできます。

管理とロール

  • ロール管理の再設計 — ロールの作成と管理が、よりすっきりした操作になりました。
  • ロール作成の簡素化 — 最初に権限を選ぶ必要がなくなりました。
  • アプリケーションごとのユーザー管理 — 個々のアプリケーションに限定して、ユーザーとロールを管理できます。
  • 権限モデルの整理 — 読み取りと編集の依存関係がより一貫しました(例:データタイプを編集するには表示が必要で、ウィジェットの編集にはウィジェットの読み取り権限が必要です)。
  • アカウント状態の管理 — スーパー管理者向けに、アカウント状態を管理するコントロールを追加しました。プランの再割り当て時に、解約済み状態を解除することもできます。
  • データソースモーダルの再設計 — CA 証明書の有効期限の表示も含まれます。

シミュレーター

  • 疑似センサーデータの生成 — アプリケーションに限定した MQTT デバイスシミュレーションを、デバイスエンドポイントのメニューから直接作成・実行できます。デモや、物理的なハードウェアがなくてもダッシュボードをテストするのに最適です。
  • 値の範囲と動作を設定可能 — フィールドごとに最小値/最大値と単位を設定し、各値の動き方(一定の揺らぎ、カウントアップ、ランダム)を選べます。クイックプリセット(リアルなセンサー、カウンター、ランダムなゆらぎ)と、今後の値のライブプレビューも利用できます。
  • デバイス一覧にシミュレーションデバイスを表示 — シミュレーションデバイスは自動的にリンクされ、メインのデバイス一覧で([SIM])と明示されます。不明な自動マッピング項目としては表示されません。
  • デバイスごとのアクティビティログ — 各シミュレーションデバイスの送信ペイロードを、リアルタイムで確認できます。
  • ゲートウェイとデバイスの完全な制御 — シミュレーションデバイスの追加、開始、一時停止、停止、削除が可能です。ゲートウェイがすでに稼働中の場合、新しく追加したデバイスは自動的に開始されます。
  • 権限に対応 — シミュレーターの操作は、アプリケーション単位のロールベース権限に従います。
  • 英語と日本語に対応 — シミュレーターのすべての画面が完全にローカライズされています。

修正とローカライズ

  • パスワードリセットのメッセージが、正しい言語で表示されるようになりました。
  • アラートのロック解除検証メッセージに、日本語訳を追加しました。
  • 散布図のドットサイズの不具合を修正しました。
  • サイドバーナビゲーションを整理し、日本語テキストのサイズを調整しました。
  • ロケールと翻訳を各種改善しました。
  • システムの最適化とパフォーマンス改善を多数行いました。
  • パフォーマンス、安定性、内部的な修正を多数行いました。

バージョン 2.0:マルチアプリアーキテクチャで、ビジョンを拡大

2026年3月25日

NEQTO.ai v2.0 の提供開始をお知らせします。これは単なるアップデートではなく、デバイスエコシステムの管理方法を根本から進化させるものです。お客様のフィードバックをもとに、コアを再構築し、より高速で整理され、エンタープライズ規模の導入にも対応できるようにしました。

パフォーマンス:AWS で稼働

NEQTO.ai の本番環境を Amazon Web Services(AWS)へ移行しました。

  • メリット:グローバルなスケーラビリティの向上、稼働率の改善、業界最高水準のセキュリティをご利用いただけます。移行は完了しており、すべてのサービスとデータベースが、冗長性の高い新しいインフラ上で稼働しています。

組織:新しいマルチアプリケーションフレームワーク

1 つのアカウントで複数のプロジェクトを管理することが、ずっと簡単になりました。v2.0 ではアプリケーションが導入され、作業を分離してチームの集中を高められます。

  • カスタム環境:1 つのアカウント内に複数のアプリケーションを作成できます。各アプリには、独自のデバイス、ダッシュボード、アラートが保持されます。
  • スマートサイドバー:折りたたみ可能で、範囲が限定された新しいナビゲーションバーにより、今の位置を見失わずにダッシュボード、分析、設定を切り替えられます。
  • セットアップの高速化:新しいアプリケーションテンプレートを使うと、事前設定済みの環境を数秒で立ち上げられます。ガイド付きの導入には、スタートウィザードを選べます。

可視化:より良いデータ、より速いインサイト

ダッシュボードの体験を刷新し、データをより細かく制御できるようになりました。

  • 新しいマップとガントウィジェット:デバイス環境をリアルタイムで可視化したり、新しいインタラクティブなガントチャートでデバイスのスケジュールを追跡したりできます。
  • タブナビゲーション:新しいダッシュボードタブで、1 つのアプリケーション内で異なるデータセットを切り替えられます。
  • エクスポートの強化:グラフのズームでデータを深く掘り下げ、特定の時間範囲をそのまま CSV にエクスポートして、外部レポートに利用できます。

デバイス管理と連携

ハードウェアの追跡と接続が、より簡単になりました。

  • 状態をひと目で確認:色分けされた新しい「未接続」ステータスインジケーターで、オフラインのデバイスをすぐに見つけられます。
  • 新しいネイティブ連携:HPE Aruba と EnOcean のデバイスに専用で対応し、自動検出と専用のインターフェース画面を提供します。
  • 用語の明確化:業界標準により沿うよう、UI 全体で「データソース」を「デバイスエンドポイント」に名称変更しました。

信頼性とセキュリティ

  • 柔軟な通知:通知グループに外部メンバー(メール/電話)を追加できるようになりました。NEQTO.ai のアカウントは必要ありません。
  • ロールベースのアクセス制御:新しい「設定 > ロール」タブで、チームの権限をより細かく管理できます。
  • 不具合の修正:グラフのズーム時のタイムスタンプ、タグの検証、アカウント保存のエラーに関する問題を解決し、使い心地を磨きました。

v2.0 を試してみませんか?

今すぐアカウントにログインして、新しいマルチアプリフレームワークをお試しください。

バージョン 1.26.2:リアルタイムの精度と、よりスマートな AI

2026年2月21日

効果的なモニタリングとは、データを集めることだけではなく、必要な瞬間に、必要な人へ、適切な情報を届けることです。今回のアップデートでは、ノイズの削減、スピードの向上、そして自動化されたインサイトの完全な制御に取り組みました。

アラートと通知:より速く、より静かに、よりパーソナルに

アラートエンジンを刷新し、「受信箱の混雑」から、リアルタイムの運用把握へと移行しました。 アラートのライフサイクルを完全に制御
  • 手動でのアラート解除:タイマーの期限切れを待つ必要はありません。状況が解決した時点で、オペレーターが管理パネルから手動でアラートを解除できます。
  • インテリジェントなスロットリング:特定の解除条件を持たないアラートでは、クールダウンを 60 分から 24 時間に延長しました。同じ状態が続く場合に、重複した通知がチームに大量に届くことを防ぎます。
  • 遅延ゼロのトリガー:タイマーのみのアラートは、条件が満たされた瞬間に評価・発動します。従来のスケジュールされたチェックサイクルを待たず、即座に対応できます。
配信の効率化
  • リアルタイム WebSocket:遅い「ポーリング」を WebSocket に置き換えました。ブラウザーはアラートイベントを即座に受信し、履歴と分析は再読み込みなしでリアルタイムに更新されます。
  • メール送信先の指定:「全員に返信」による疲れを解消します。特定のアラートのメール通知を受け取るユーザーを正確に指定でき、関係者のみに通知されます。
  • わかりやすいローカライズ済みメール:通知メールは英語と日本語に完全対応しました。センサーの種類としきい値の値が、誰にでも理解できる明確な形式で表示されます。

AI チャットボット:運用状況の把握

AI アシスタントが、より安定し、デバイス履歴と深く統合されました。
  • アラートを認識した会話:チャットボットが、最近のアラートイベントを参照できるようになりました。「このデバイスはなぜオフラインになったの?」と尋ねると、AI は生データだけでなく実際のアラート履歴を使って、より正確に診断します。
  • 精密な制御(温度):作業に合わせて AI の性格を調整できます。緊急時の正確で決定的な回答には低い温度を、創造的なトレンド分析やブレインストーミングには高い温度を使います。
  • 技術的な正確さ:大文字と小文字の区別に関する不具合を修正しました。「Open」や「Closed」のような文字列の一致は、小文字に強制変換されず、正しく処理されます。

ダッシュボードと翻訳の抜け漏れ

フリートを監視するために使うビジュアルツールの改善を続けています。
  • グラフの範囲のカスタマイズ:グラフウィジェットの X 軸の観測期間を正確に指定できるようになりました。KPI にとって重要な期間に集中できます。
  • テーブルウィジェットの強化:テーブルチャートで行と列のラベルをカスタマイズできるようになり、複雑なデータグリッドがぐっと読みやすくなります。
  • シームレスなローカライズ:認証とパスワードリセットの流れにあった翻訳の抜け漏れを解消し、日本語をお使いのユーザーにも英語と同じ体験を提供します。

メンテナンスに関するお知らせ

バックエンドも整理しました。アラート履歴の一括削除を可能にし、チャットボットと手動フォームのデータ構造を統一して、プラットフォーム全体で設定の一貫性が保たれるようにしています。

バージョン 1.25.12:信頼性と使いやすさの改善

2025年12月25日

データ精度の向上

  • 「ゼロ」の修正:値がちょうど 0 のとき、単一ステータスウィジェットが空白で表示される問題を解決しました。「ゼロ」の値が正しく表示され、センサーデータを正確に把握できます。
  • 柔軟なウィジェット設定:単一ウィジェットで、期間設定を空にしてクリアできるようになりました。ダッシュボードのビューから特定の時間制約を外したい場合に、より柔軟に対応できます。

セキュリティとアクセス

  • 一貫したパスワードルール:プラットフォーム全体でパスワードの検証を統一しました。初めて登録する場合も、認証情報を更新する場合も、フロントエンドとバックエンドが同じ明確な要件を共有し、「検証の無限ループ」を解消します。

開発者向けツール:柔軟なデータ取得

  • 新しい UUID エンドポイント:data/v1/uuid/* のエンドポイントパターンに対応し、接続機能を拡張しました。
    • なぜ重要か:デバイスの ID だけでなく UUID でもデータを取得できるようになり、NEQTO.ai を既存のデバイスと連携させる際の柔軟性が大きく高まります。